注文住宅の「断熱性能」とは
断熱性能とは、住宅の内外に熱がどれだけ移動するのかを表す指標です。断熱性能が高いと外気の熱が住宅の中に伝わりづらく、室の快適な空気も外に逃がしません。つまり、高断熱の家は過ごしやすい温度を保ちやすいのです。
>>高断熱住宅のメリットやデメリットについて、詳しい情報はこちら
>>高断熱住宅のメリットやデメリットについて、詳しい情報はこちら
断熱性能を高めるには
断熱性能を高めるため、住宅の建築時に次のような方法をとっています。
・充填断熱工法 : 外壁と内壁の間・床下・天井裏などに断熱材を敷き詰める
・外張り断熱工法 : 断熱材で住宅全体を覆う
・断熱窓の採用
・樹脂サッシの採用 など
ほかにもポイントになるのが、気密性能。気密性能とは、住宅の隙間がどのくらい小さいかを示しています。いくら断熱性能を高めても、家に隙間があって空気があちこちに流れてしまっては、快適な温度を保てません。そのため、住宅の隙間をできるだけなくし、熱気や冷気を入りにくくすることも重要です。
>>住宅の断熱性能を高めるには?併せてこちらもチェック!
・充填断熱工法 : 外壁と内壁の間・床下・天井裏などに断熱材を敷き詰める
・外張り断熱工法 : 断熱材で住宅全体を覆う
・断熱窓の採用
・樹脂サッシの採用 など
ほかにもポイントになるのが、気密性能。気密性能とは、住宅の隙間がどのくらい小さいかを示しています。いくら断熱性能を高めても、家に隙間があって空気があちこちに流れてしまっては、快適な温度を保てません。そのため、住宅の隙間をできるだけなくし、熱気や冷気を入りにくくすることも重要です。
>>住宅の断熱性能を高めるには?併せてこちらもチェック!
断熱性能は「UA値」で示される
断熱性能がどのくらい高いのかは省エネ基準の「UA値」で示されます。UA値とは、住宅内の熱がどれだけ外部に流出するかを表す「外皮平均熱貫流率」のこと。UA値が低いほど断熱性能が高いことを表しているのです。
UA値は、各地域によって1~7に基準値が区分されています。一覧で見てみましょう。住宅を建てる地域の区分がどこに分類されるかによって、住宅を建てる際のUA値の基準が変わります。例えば、北海道札幌市は1・2地域、東京都23区は6地域に該当します。寒い地域ほど、高い断熱性能が求められるのです。
UA値は、各地域によって1~7に基準値が区分されています。一覧で見てみましょう。住宅を建てる地域の区分がどこに分類されるかによって、住宅を建てる際のUA値の基準が変わります。例えば、北海道札幌市は1・2地域、東京都23区は6地域に該当します。寒い地域ほど、高い断熱性能が求められるのです。
断熱性能が低い家で起こり得るリスク・デメリット
断熱性能が低い家に住んでいると、さまざまなリスクやデメリットが生じます。最悪の場合、疾患を引き起こして命にかかわることも。断熱性能が低いとどのような危険が潜んでいるのか、把握しておきましょう。
ヒートショックのリスク
ヒートショックとは、気温の変化によって血圧が急上昇・急降下し、心臓や血管などの疾患を発症する現象です。具体的には、心筋梗塞や脳梗塞、大動脈解離といった疾患が該当します。冬の入浴を例に説明しましょう。
温かい部屋から室温の低い脱衣所に移動すると、血管が縮んで血圧が上昇します。服を脱いで寒い浴室に入ると、さらに血圧が上昇。しかし、熱いお風呂につかると血管が広がって一気に血圧が低下します。このような血圧の乱高下が原因で、心筋梗塞などを引き起こすのです。
ヒートショックが起こるのは、浴室だけとは限りません。断熱性が低いと各部屋の温度差が大きくなり、部屋の移動によってヒートショックを起こすリスクが高まります。
温かい部屋から室温の低い脱衣所に移動すると、血管が縮んで血圧が上昇します。服を脱いで寒い浴室に入ると、さらに血圧が上昇。しかし、熱いお風呂につかると血管が広がって一気に血圧が低下します。このような血圧の乱高下が原因で、心筋梗塞などを引き起こすのです。
ヒートショックが起こるのは、浴室だけとは限りません。断熱性が低いと各部屋の温度差が大きくなり、部屋の移動によってヒートショックを起こすリスクが高まります。
熱中症のリスク
夏場に気をつけたいのが、熱中症です。熱中症は室内でも起こります。家の断熱性能が低いと、外気の熱が室内に侵入してしまい、熱中症を発症する危険性が高まるのです。
環境省が発行している「熱中症環境保健マニュアル 2022」では、熱中症のリスクを下げるために「外部の熱を遮断できるよう自宅の断熱性能を確認・改善」するよう提唱されています。
環境省が発行している「熱中症環境保健マニュアル 2022」では、熱中症のリスクを下げるために「外部の熱を遮断できるよう自宅の断熱性能を確認・改善」するよう提唱されています。
健康寿命短縮・医療費増額のリスク
住宅の断熱能性が低いと、健康でいられる年齢が短くなると考えられています。
スマートウェルネス住宅等推進調査委員会では、寒冷住宅の住居者は高血圧や動脈硬化、循環器疾患の発症リスクが高まると発表しています。WHOからも「高い断熱性能を持つ住宅に住むことと健康状態の改善は関連している」と報告されました。つまり、断熱性能の低さは健康に影響すると考えられているのです。
また、健康を損なうと通院や入院の費用がかさみます。断熱性能の低さは、医療費増額の要因ともなり得るでしょう。
スマートウェルネス住宅等推進調査委員会では、寒冷住宅の住居者は高血圧や動脈硬化、循環器疾患の発症リスクが高まると発表しています。WHOからも「高い断熱性能を持つ住宅に住むことと健康状態の改善は関連している」と報告されました。つまり、断熱性能の低さは健康に影響すると考えられているのです。
また、健康を損なうと通院や入院の費用がかさみます。断熱性能の低さは、医療費増額の要因ともなり得るでしょう。
光熱費負担増のリスク
断熱性能が低く室内の温度を保てないと、光熱費が高くなる恐れがあります。例えば、冬にエアコンやヒーターなどで快適な温度にしても、外部の冷気によって室内が冷やされてしまうと、常に大きなエネルギーを使って稼働しなければなりません。
エネルギーの消費量が大きければ電気代やガス代などがかかり、光熱費の負担が増えてしまうのです。
>>快適で光熱費も削減できる家づくりについて詳しくはこちら!
エネルギーの消費量が大きければ電気代やガス代などがかかり、光熱費の負担が増えてしまうのです。
>>快適で光熱費も削減できる家づくりについて詳しくはこちら!
石川県金沢市周辺では住宅の断熱性能の高さが重要!
断熱性能の低い家には、無視できないリスクやデメリットがあることがわかりました。健康維持やランニングコストの削減を実現するには、断熱性能の高い家に住むのが得策でしょう。
特に石川県金沢市周辺で注文住宅を建てるなら、高断熱の家がおすすめです。そのワケは、地域の気候の特徴にあります。
特に石川県金沢市周辺で注文住宅を建てるなら、高断熱の家がおすすめです。そのワケは、地域の気候の特徴にあります。
【金沢市・野々市市・白山市エリア】気候の特徴
金沢市・野々市市・白山市を含む「加賀地方」の気候には、次の3つの特徴があります。
・日照時間が短い
・雨や雪の日が多い
・気温が全国平均より低い
加賀地方は、雨や雪が降る日が多く日照時間が短い、典型的な日本海側の気候です。さらに、金沢市の2023年1月・2月の平均気温が5℃を下回るほど、寒さが厳しくなっています。
このような特徴がある金沢市周辺エリアでは、断熱性能の高さが重要であると頷けるでしょう。
・日照時間が短い
・雨や雪の日が多い
・気温が全国平均より低い
加賀地方は、雨や雪が降る日が多く日照時間が短い、典型的な日本海側の気候です。さらに、金沢市の2023年1月・2月の平均気温が5℃を下回るほど、寒さが厳しくなっています。
このような特徴がある金沢市周辺エリアでは、断熱性能の高さが重要であると頷けるでしょう。
金沢市の月ごとの平均気温
続いて、気象庁が発表している2022年の平均気温を基に、金沢市の月ごとの平均気温をチェックしていきます。東京都(東京)と比較できるよう、表にまとめました。5~10月の平均気温は、金沢市と東京であまり差がありません。しかし、1~4月、11~12月までは東京より金沢市の方が、1℃ほど気温が低いことがわかります。
ちなみに、2022年2月の金沢市の合計降雪量は106cmでした。同じ時期の東京の積雪は2cmなので、圧倒的に金沢市の積雪量が多くなっています。
ちなみに、2022年2月の金沢市の合計降雪量は106cmでした。同じ時期の東京の積雪は2cmなので、圧倒的に金沢市の積雪量が多くなっています。
金沢市周辺のUA値基準
金沢市・野々市市・白山市は地域区分が6で、UA値は0.87です。先ほど、東京都23区も地域区分6とお伝えしました。しかし、実際の金沢市周辺と東京都23区では、気温や雪の降りやすさなどの気候が違います。
そこで推奨したいのが、HEAT20基準のG2グレード。HEAT20基準は、省エネ基準やZEH基準よりも厳しくなっており、断熱性能の強化につながると注目を集めています。
金沢市周辺では、HEAT20基準の中でも2番目に厳しいG2グレードであるUA値0.46の家づくりを目指すことで、雪が降りやすく気温が低いシーズンも乗り越えられるでしょう。
そこで推奨したいのが、HEAT20基準のG2グレード。HEAT20基準は、省エネ基準やZEH基準よりも厳しくなっており、断熱性能の強化につながると注目を集めています。
金沢市周辺では、HEAT20基準の中でも2番目に厳しいG2グレードであるUA値0.46の家づくりを目指すことで、雪が降りやすく気温が低いシーズンも乗り越えられるでしょう。
石川県金沢市周辺でマイホームを建てるなら「R+house金沢」へ!
断熱性能が低い家に住むと、光熱費が高くなるばかりか、ヒートショックや熱中症といったリスクが懸念されます。特に金沢市周辺は冬の気温が低く、雨や雪の日が多いエリアです。より厳しいHEAT20基準G2グレードを目標に、冬場も快適に過ごせる高断熱のマイホームを手に入れましょう。
R+house金沢では、高断熱・高気密を重視した家づくりを行っています。断熱性能はHEAT20基準を採用しており、UA値0.46を大幅に上回る高断熱の家を実現。気密性能にもこだわり、金沢市周辺特有の気候にも対応可能です。
金沢市・野々市市・白山市で注文住宅の建築を検討している方は、ぜひR+house金沢にご相談ください。
>>ヒートショックなどのリスクも回避できる高性能な注文住宅「R+house」の性能について、詳しくはこちら
R+house金沢では、高断熱・高気密を重視した家づくりを行っています。断熱性能はHEAT20基準を採用しており、UA値0.46を大幅に上回る高断熱の家を実現。気密性能にもこだわり、金沢市周辺特有の気候にも対応可能です。
金沢市・野々市市・白山市で注文住宅の建築を検討している方は、ぜひR+house金沢にご相談ください。
>>ヒートショックなどのリスクも回避できる高性能な注文住宅「R+house」の性能について、詳しくはこちら