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金沢市で注文住宅の断熱性能を上げる方法をご紹介

家づくりノウハウ
公開日:2023.05.31
最終更新日:2024.09.09
R+house金沢の家づくり写真
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家づくりノウハウ
公開日:2023.05.31
最終更新日:2024.09.09

金沢市で注文住宅の断熱性能を上げる方法をご紹介

真夏に暑い家と快適な家
注文住宅をつくる際に、断熱性という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。断熱性が高い家は、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。しかし、住宅の断熱(基礎断熱)を高めるには、具体的にどんな方法があるのか知らない方も多いでしょう。今回は、断熱材や断熱方法について紹介してきます。金沢市、野々市市、白山市の気候についても紹介しますので、断熱性の重要性について、一緒に考えてみましょう。

目 次

断熱性能が高い家のメリット

高気密高断熱住宅とすきまが空いている住宅
断熱性能が高い住宅には、多くのメリットがあります。

部屋の温度差が小さくなる

断熱性が高い住宅とは、断熱材などを使用して、断熱性能を上げた住宅のことです。断熱性が高いと、外との空気の出入りが遮断されるため、外気に左右されずにくく室内の温度を快適に保てます。部屋と部屋との温度差も生じにくくなるため、リビングが暖かかったのに廊下に出たら寒いなどの急激な温度変化が少なくなります。断熱性は、住み心地を左右する大きな要素と言えるでしょう。

家が長持ちする

断熱性が高い住宅は、長く住めるメリットもあります。冬に結露が生じると、ダニやカビによって家にダメージを受けてしまいます。結露とは、室内の温度と外の気温との差が大きいと生じるものです。断熱性が高い住宅は、室内の温度は外気に左右されないため、室内に結露ができにくい特徴があります。結露を防止できれば家が長持ちし、長期間快適に生活できるのです。

省エネで家計にもやさしい

高断熱住宅は、外から空気が侵入するのを防ぎ、室内の空気は外に逃がしません。夏は外の暑い空気が室内に入ることも遮断し、冷房によって冷やされた空気は室外に逃げにくいため、エアコンを効率よく稼働させられます。エアコンの使用頻度が抑えられるので、電気代が安くなります。エアコンをフル稼働させる必要もないため、省エネにもつながるでしょう。

住む人の健康面にもメリットがある

断熱性が高い住宅は、そこに暮らす人の健康面にも影響を与えます。ヒートショックは、急激な温度変化によって血圧が急に上下し、心臓や血管に疾患が生じることです。冬に浴室と脱衣所の気温の変化が大きいと発症することが多くあります。しかし、断熱性が良く脱衣所とお風呂場の温度差が小さくなれば、防ぐことができます。また夏には家の中にいるにもかかわらず熱中症になることがありますが、断熱性が良ければ室内の温度上昇が防げて、熱中症対策にもなるでしょう。
>>石川県金沢市の注文住宅・工務店ならR+house金沢

断熱性能を高めるための方法

住宅の吹付断熱工事発砲ウレタン08
それでは、断熱性を高めるにはどんな方法があるでしょうか。

断熱材とは?

最初に家の断熱性能を上げるのに欠かせない、断熱材についてお話ししましょう。断熱材とは、熱伝導を経つための素材で、住宅の中と外の熱移動を遮断する役割があります。断熱材は熱が伝わりにくい素材でつくられており、種類はウールや木質繊維などさまざまです。断熱材は、断熱方法や使用する場所などによって異なりますが、「火災が発生したときに燃えにくいか」「有害物質が発生しないか」などさまざまな視点から、自分の住宅に合ったものを選びましょう。

外断熱(外張り断熱)

続いて断熱方法について紹介します。断熱にはいくつかの方法がありますが、一般的に用いられているのが、「外断熱」と「内断熱」です。
外断熱は外張り断熱とも呼ばれる方法で、住宅の外側を断熱材で覆います。断熱材には、ポリスチレンフォームや硬質ウレタンフォームなど、プラスチック系断熱材を板状にしたものを張ります。外断熱のメリットは、住宅の構造部分も結露しにくい点です。また、柱などもすべて断熱材で覆ってしまうため、断熱性能が高くなります。

内断熱(充填断熱)

内断熱は充填断熱とも言われる断熱方法です。柱・壁の間や内側に断熱材を詰める方法で、主にグラスウールやセルロースファイバーといった繊維系の断熱材が使用されます。木造住宅の断熱に用いられることが多く、施工しやすい特徴があります。また採用頻度が高く、コストが安い点もメリットです。柱や壁の内側に施すため、外断熱と比較し断熱面積が小さく断熱効率が高くなります。外壁に影響しにくいため、住宅のデザイン性にも影響しにくいです。

付加断熱

付加断熱は、外断熱と内断熱の両方を兼ね合わせた方法です。外断熱や内断熱と比較して断熱材を厚くできるため、断熱効果が高いメリットがあります。ただし、使用する断熱材が多く、施工に手間もかかるのでその分コストも高くなります。付加断熱は、施工に高い技術や知識も必要になるので、依頼したい場合は、実績がある会社を選ぶようにしましょう。

床下や屋根などの断熱方法

黒い外壁の家
断熱をする場所は、壁だけではなく、屋根や床などもあります。

天井断熱と屋根断熱

天井の断熱には、屋根で断熱する方法と天井で断熱をする方法があります。一般的に行われているのは、天井断熱です。天井断熱は、天井部分に断熱材を使用する方法で、断熱性能を高めたい場合、その分断熱材を厚くすることで対応できます。天井断熱は、断熱する面積が少ない分使用する断熱材が少ないため、費用が抑えられる点もメリットです。また、冷暖房によって温度調整する空間は天井から下の空間だけなので、屋根断熱より冷暖房の効率も良くなります。

一方、屋根断熱には屋根構造の中に断熱材を充填する充填断熱と、屋根構造の外側に断熱材を使用する外張り断熱があります。屋根断熱は、屋根で断熱するため屋根裏も室内と同じように1つの空間として利用できる点がメリットです。またロフトをつくったり勾配天井にしたりするなど、デザイン性に富んだ解放感のある空間作りもできるでしょう。

床下断熱と基礎断熱

和室でくつろぐ男性
床の断熱方法には、床下断熱と基礎断熱の2つの種類があります。床下断熱は、床下に断熱材を敷く方法で、断熱材の下は外気が通ります。床下は年間を通して通気しているため、湿気が滞留しにくく、カビやシロアリを発生する可能性が低い点がメリットです。また、室内と床下の間を断熱材で区切っているため、豪雨などで浸水が発生した際に室内に水が入ってくるのを防げます。

一方、基礎断熱は基礎の立ち上がり部分を断熱材で覆う方法です。基礎断熱は、床下部分も外部からの空気の侵入を遮断するため、建物の断熱性能を高められます。また、床下の基礎空間も室内とほぼ同じ温度や湿度になるため、室内の快適性も上がるでしょう。床下にエアコンを設置できるため、全館空調にも向いています。

基礎断熱には、基礎の立ち上がりの表側に断熱材を張る「基礎外断熱」と立ち上がりの裏側に張る「基礎内団熱」があります。断熱効果は基礎外断熱の方が高いですが、断熱材が外に面して張られるため、白アリ対策がやや困難です。基礎内断熱は、冷気の侵入や断熱性において基礎外断熱より少々劣りますが、白アリは侵入しにくい特徴があります。
断熱方法にはそれぞれメリットやデメリットがあるため、コストや希望に応じて選択しましょう。
>>石川県金沢市の注文住宅・工務店ならR+house金沢

金沢市、野々市市、白山市周辺の気候の特徴と断熱の必要性

白い吹付に木目が映える外観
最後にR+house金沢の展開する金沢市周辺の気候の特徴について紹介します。金沢市や野々市市、白山市のある石川県は、年間降水量が約2,000~3,000mmと多く、湿度が高いのが特徴です。南北に長い石川県は、能登地方と加賀地方で気候にやや違いがあり、日本海に突き出た能登地方は、周辺の地域に比べて夏は比較的涼しく、冬の積雪量も少ない特徴があります。一方金沢市や野々市市、白山市などがある加賀地方は、平野部は比較的温和です。しかし冬は曇りや雨の日が多く、山間部は雪の降る日が多くなります。1~2月は1日の平均気温が3~4℃程度まで下がる日もあります。

参考:いしかわ暮らし情報ひろば「風土」
参考:国土交通省気象庁HP「金沢 年ごとの気象データ」
参考:国土交通省気象庁HP「金沢 日照率」
参考:国土交通省気象庁HP「金沢 日平均気温の月平均値」
>>石川県金沢市の注文住宅・工務店ならR+house金沢

断熱性能にこだわった家づくりならR+house金沢にお任せ

植栽が美しい白い外壁の平屋
>>石川県金沢市の注文住宅・工務店ならR+house金沢
金沢市周辺は、冬は天気が悪い日が多いため、家で過ごす時間も多くなるでしょう。おうち時間を快適なものにするためには、断熱性能にこだわった家づくりをするのがポイントです。R+house金沢は、金沢市や野々市市、白山市周辺で高気密・高断熱にこだわった快適な家づくりのサポートをしています。地域の気候や特徴を理解し、住む人が快適かつ健康に住めるデザインを提案していきますので、注文住宅をお考えの際には、ぜひR+house金沢にお任せください。

>>R+house金沢がつくる金沢市でも快適な高断熱住宅についてはこちら

【関連記事】
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