金利が0.1％違うことで、どの程度返済額に差が生じるのか詳しくご紹介します。

例えば、30,000,000円の住宅ローンを借り入れたとしましょう。金利1％でボーナス支払いなし、元利均等返済で35年のローンを組んだ場合、月々の支払額は84,685円となります。同じ条件で金利が1.1％だった場合は、月々に支払額は86,091円。つまり、金利が0.1％上昇すると、月々1,406円多く支払うことになります。
※諸経費については考慮していません。

月々1,406円と聞くと微々たる金額だと感じる方もいるでしょう。しかし、これを35年間という長い期間支払うとなると、大きな差が生じます。先ほど例に挙げた、30,000,000円の借り入れを1％の金利でローンを組んだ場合、総返済額は35,567,998円。しかし、金利が0.1％高い1.1％で30,000,000円の借り入れを行うと36,158,229円となります。つまり、金利1.1％の場合、金利1％よりもなんと590,231円も多く支払うことになるのです。こちらは一例のため、様々な条件によって変動があります。
＞＞金沢市の金融機関が提供する住宅ローンについて、詳しくはこちら！

住宅ローンの利息が低ければ低いほど、もちろん総返済額の負担も少なくて済みます。できるだけ返済額を軽減するための方法を3つご紹介しておきましょう。

住宅ローンを組む際には、もしも借り入れ後に契約者が亡くなるなど、支払いが困難になった場合に残債を肩代わりする団体信用生命保険に加入する必要があります。一般的な団体信用生命保険だけでなく、さらに補償の範囲を広げた特約付きの団体信用生命保険なども存在。これらの料金は、表向きは無料と謳っていても、金利に上乗せされているケースがほとんどです。そのため、団体信用生命保険の保障内容を最優先するのではなく、金利もしっかりチェックしましょう。
また、住宅ローンを利用するにあたり、手数料が発生します。手数料がたとえ安くでも、金利が高ければ総返済額が増額することも。手数料無料、一律の手数料などの言葉に惑わされないよう、金利と一緒にチェックすることも覚えておきましょう。

今現在組んでいるローンより金利が低い金融機関があり、審査に通り借り換え可能なことが分かった場合、金利の引き下げ交渉権が取得できるケースがあります。現時点で借り入れをしている金融機関からすれば、他行への借り換えによって、本来得られるはずだった利益がなくなるのは避けたいはず。借り換え先の金融機関の金利を参考に、具体的な数字を提示することが重要です。まずは、家づくりを進めている住宅会社へ相談したうえで、担当者と一緒に交渉するのがよいでしょう。
また、借り入れをした当時より収入がアップしている、借り入れ先に多額の預金がある場合も、金利引き下げ交渉ができる可能性があります。
収入アップや多額の預金があるということは、金融機関からすると、返済能力が高い、信頼性があるなどとみなされ、金利引き下げに応じてくれるケースも。ご自身が交渉材料を持っているかどうか今一度確認してみてください。

ここでは、金沢市・野々市市エリアの地銀が展開する代表的なローン商品や目安となる金利率をご紹介しましょう。

住宅ローン商品を確認する前に、家を建てる場所となる金沢市はどんな特徴があるのか見ていきましょう。
石川県の玄関口ともいえるJR金沢駅がある金沢市。北は日本海に、南は山に面した自然も感じられる、石川県の中心地域です。兼六園や長町武家屋敷跡など、日本の情緒が感じられる人気観光地も点在しています。
そんな金沢市の南西、すぐ隣にあるのが野々市市です。市内には2つの大学があり、若い世代の姿を多く目にします。また、公園や一般診療所が多いことなどから、子育て世代にも人気です。
そして、金沢市北隣にあるエリアが津幡町。森林地帯や干拓地など、自然を満喫できるスポットが多くあります。科学教育や保育体制が整っており、こちらもファミリー層が多く暮らすエリア。
それぞれ異なる魅力があるため、希望の雰囲気や環境を考慮して、金沢市・野々市市周辺エリアで理想的な土地を手に入れましょう。
＞＞金沢市の土地相場について、詳しくはこちら！

戸板や大徳などを含む金沢市と野々市市の平均月収は、正社員の場合でおよそ3,450,000円です。野々市市のすぐ隣、津幡町の平均月収は、およそ3,350,000円。場所によって多少の違いはありますが、金沢市・野々市市周辺エリアでは、およそ3,400,000円前後が平均月収といえるでしょう。
住宅ローンを借り入れる際、年収に対して無理のない返済額を考慮することが大切です。あまりにも高いお金を借り入れしては、生活が苦しくなります。年間の返済金額が、年収に対しておよそ20％の割合を目安に住宅ローンの借り入れを検討しましょう。金沢市・野々市市周辺エリアの平均年収3,400,000円の場合は、月々の返済額56,600円程度が適度な返済額といえます。また、各金融機関によって借り入れ限度額が設けられているため、年収と一緒にチェックしてみてください。

金沢市に本店を置く北國銀行は、石川県唯一の地銀です。北國銀行では、以下3種類のローン商品をメインに取り扱っています。
〇北國住宅ローン…変動金利型と金利選択型の2種類。金利選択型では２・3・5・10・20年より選択
〇北國無担保住宅ローン…変動金利型と固定金利型の2種類
〇住宅金融支援機構証券化住宅ローン…返済年数20年以内、もしくは返済年数21年以上の2種類
石川県を含む全国的な金利は、低水準で推移しています。ただし、全国展開する主要銀行に比べて、北國銀行の金利は高い傾向にあるようです。
参考：野々市市HP「歴史と教育」
参考：津幡町HP「津幡町ってどんなところ？」
＞＞北國銀行の金利情報については、詳しくはこちら！

住宅ローンを申し込む際、金利が0.1％違うだけで総返済額に大きな金額の差が生じます。ローンを組む際の手数料や団体信用生命保険の保障内容などと一緒に金利もしっかり確認しましょう。難しい内容が多い住宅ローンは、自分自身で手続きを進めるよりもプロに相談するのがおすすめです。なかでも金沢市・野々市市周辺エリアで住宅購入を考えている方は、R+house金沢にお任せください。ローンに関する相談はもちろん、高機能でデザイン性に優れた家づくりをサポートします。プロのアドバイスを元に、理想的な住宅を手に入れましょう。

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