シロアリとは
シロアリは「アリ」と付いていますが、ゴキブリ目シロアリ科に属する「ゴキブリ」の仲間です。触覚が真っ直ぐ伸び、胸から胴までつながっている寸胴型をしているところが特徴です。シロアリには様々な種類がありますが、ヤマトシロアリやイエシロアリなど特定のシロアリが木造住宅に被害を与えます。
木造住宅のシロアリ被害
シロアリは一部地域を除いて日本全国に生息しており、木造住宅に深刻な被害を与えます。シロアリは雑食性昆虫で木材や樹木、プラスチックや合成ゴム製の新建材などを食べる習性があります。
日本での被害が多いのは下記の3種類で、それぞれ異なる特徴を持っています。なかでも、日本でのシロアリ被害の大半を占めるヤマトシロアリは水場や湿気のある場所を好み、主に建物下部やキッチン、トイレなどの水周りに被害を与えます。室内に入り込むときに地中を経由することが多く、目視では確認できないため被害が大きくなるケースも見受けられます。
日本での被害が多いのは下記の3種類で、それぞれ異なる特徴を持っています。なかでも、日本でのシロアリ被害の大半を占めるヤマトシロアリは水場や湿気のある場所を好み、主に建物下部やキッチン、トイレなどの水周りに被害を与えます。室内に入り込むときに地中を経由することが多く、目視では確認できないため被害が大きくなるケースも見受けられます。
シロアリ対策の重要性
ここでは、シロアリ対策の重要性をご紹介します。
シロアリ被害により住宅の性能が低下する
シロアリは柱の内部や床下、壁の中など目視では確認できない部分から木材を食べていきます。どの部材も家を支える重要な部分であり、シロアリ被害を放置すると耐震性や快適性など住宅そのものの性能が低下します。
例えば、シロアリによって土台や床束を食べられてしまうと、部材が空洞化し住宅を支えられない状態になります。この状態で地震が起きると、住宅の倒壊や破損を起こすリスクがあるのです。
シロアリは繫殖力が高いので、あっという間に被害が広がります。住宅の性能を維持し安心して住み続けるためにも、シロアリ対策は欠かせません。
例えば、シロアリによって土台や床束を食べられてしまうと、部材が空洞化し住宅を支えられない状態になります。この状態で地震が起きると、住宅の倒壊や破損を起こすリスクがあるのです。
シロアリは繫殖力が高いので、あっという間に被害が広がります。住宅の性能を維持し安心して住み続けるためにも、シロアリ対策は欠かせません。
シロアリ被害を受けると修理費用がかかる
シロアリ対策は、シロアリを予防する対策と、すでに発生しているシロアリを駆除する対策に分かれます。予防対策よりも被害対策のほうが費用と時間がかかり、大きな負担になる傾向があります。
シロアリは1つの巣に数万~数百万匹いると言われており、シロアリを発見したときには被害が広がっている可能性があります。そのため、駆除や消毒、壁や床の張り替えなど修理費用が高くなってしまうのです。
シロアリを見つけてから対策を取ろうとしても手遅れなので、あらかじめシロアリ対策を行うことが大切です。
シロアリは1つの巣に数万~数百万匹いると言われており、シロアリを発見したときには被害が広がっている可能性があります。そのため、駆除や消毒、壁や床の張り替えなど修理費用が高くなってしまうのです。
シロアリを見つけてから対策を取ろうとしても手遅れなので、あらかじめシロアリ対策を行うことが大切です。
新築時のシロアリ対策
新築で木造住宅を建てる場合には、どのようなシロアリ対策ができるのでしょうか?ここでは、主な方法をご紹介します。
木造住宅のシロアリ対策は建築基準法で定められている
新築の木造住宅に対するシロアリ対策は、建築基準法で定められています。具体的に、柱や筋交い、合板、土台のうち、地面から1m以内の部分にはシロアリなどの害虫を防ぐ措置をすることが明記されています。
そのため、新築時には主に下記のような処理をしてシロアリ対策をします。
そのため、新築時には主に下記のような処理をしてシロアリ対策をします。
土壌処理
シロアリは地中から住宅内に侵入することが多いため、シロアリが通過する可能性がある土壌の表面や内部に専用の薬剤を散布する。
また最近は、薬剤の蒸発を防ぐためにシートを使うケースもある。
また最近は、薬剤の蒸発を防ぐためにシートを使うケースもある。
木部処理
住宅の土台や柱などの木部の表面や内部に専用薬剤を散布する。他にも水周りやコンクリートとの接合部などにも散布することがある。
その他のシロアリ対策(新築時)
土壌処理や木部処理以外にも、新築時にできるシロアリ対策には下記のようなものがあります。
・骨組みに使用する木材や断熱材に防蟻処理をする
・シロアリが苦手な木材を使用する(シロアリが食べないわけではないので注意)
・シロアリが付いてきやすい木造家具に注意する
シロアリ対策は住宅の土台だけでなく、骨組みに使用する木材や断熱材にも取り入れることが可能です。また、意外と盲点なのが、引っ越し時の家具からシロアリを持ち込んでしまうことです。木製の家具を購入、搬入するときは虫食い跡がないかしっかりと確認するようにしましょう。
・骨組みに使用する木材や断熱材に防蟻処理をする
・シロアリが苦手な木材を使用する(シロアリが食べないわけではないので注意)
・シロアリが付いてきやすい木造家具に注意する
シロアリ対策は住宅の土台だけでなく、骨組みに使用する木材や断熱材にも取り入れることが可能です。また、意外と盲点なのが、引っ越し時の家具からシロアリを持ち込んでしまうことです。木製の家具を購入、搬入するときは虫食い跡がないかしっかりと確認するようにしましょう。
居住後のシロアリ対策
シロアリ対策は新築時に行えば、永久に維持できるものではありません。居住後も定期的に行うことが大切です。ここでは、居住後にできるシロアリ対策をご紹介します。
5年に1度を目安に薬剤散布をする
シロアリ対策の薬剤は、5年に1度を目安に再散布することが大切です。シロアリ対策の薬剤はその化学的特性から、時間の経過とともに効果が失われていきます。再散布をしないでそのまま放置するとシロアリ被害に遭うリスクが高くなっていくので、定期的な薬剤散布を忘れないようにしましょう。
その他のシロアリ対策(入居後)
定期的な薬剤散布以外に居住後にできるシロアリ対策には、下記のようなものがあります。
・シロアリの餌になる木材を家の周りに置かない
・家の周りに大きな鉢や段ボールなど湿気が溜まるものを置かない
・雨漏りしている部分や水が溜まる部分をそのまま放置しない
とくに、基礎の空気穴や風穴周辺に物を置き塞いでしまうと、床下に湿気が溜まりシロアリが好む環境になります。常に乾燥している状態を維持できるように注意しましょう。
・シロアリの餌になる木材を家の周りに置かない
・家の周りに大きな鉢や段ボールなど湿気が溜まるものを置かない
・雨漏りしている部分や水が溜まる部分をそのまま放置しない
とくに、基礎の空気穴や風穴周辺に物を置き塞いでしまうと、床下に湿気が溜まりシロアリが好む環境になります。常に乾燥している状態を維持できるように注意しましょう。
石川県金沢市・野々市市・白山市の気候や湿度
石川県金沢市・野々市市・白山市は夏は蒸し暑く、冬は北陸特有のしぐれ現象でぐずついた天気が続く日本海側気候です。山間部は冬季の積雪が多く、寒さが厳しい地域です。
金沢市の年間平均気温は14.6度、平均年間日照時間は1,680.8時間と日照時間が少なめで、梅雨や冬季を中心に雨量が多い特徴があります。外気温に左右されず快適に暮らせる高断熱高気密な住宅が向いているでしょう。
また、年間平均湿度は73%と年間通して湿度が高く、ジメジメと感じやすいです。湿気の多い場所を好むヤマトシロアリが発生しやすいので、シロアリ対策を欠かさず実施することが大切です。
参考元:金沢市『金沢市の地域特性』
参考元:金沢地方気象台『石川県の地勢と気象特性』
>>金沢市で土地探しをする方必見!失敗しない土地探しの5つのコツとおすすめのエリアを紹介
金沢市の年間平均気温は14.6度、平均年間日照時間は1,680.8時間と日照時間が少なめで、梅雨や冬季を中心に雨量が多い特徴があります。外気温に左右されず快適に暮らせる高断熱高気密な住宅が向いているでしょう。
また、年間平均湿度は73%と年間通して湿度が高く、ジメジメと感じやすいです。湿気の多い場所を好むヤマトシロアリが発生しやすいので、シロアリ対策を欠かさず実施することが大切です。
参考元:金沢市『金沢市の地域特性』
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高性能な注文住宅は「R+house金沢」にお任せください
R+house金沢では湿度や外気温に左右されず、いつでも快適に過ごせる高気密高断熱な住宅を提供しています。高い基準を設けて気密性や断熱性を担保しており、寒さの厳しい金沢市や野々市市、白山市でも快適に過ごせます。
R+house金沢では随時個別相談やイベントを実施していますので、マイホームを検討している方はお気軽にお問い合わせください。
>>「R+house」建築家と作る高性能な注文住宅
R+house金沢では随時個別相談やイベントを実施していますので、マイホームを検討している方はお気軽にお問い合わせください。
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