金沢市は石川県の県庁所在地で、県のほぼ中央に位置しています。人口は2022年10月現在で約46万人と、北陸最大の都市である金沢市は、歴史の風情を感じさせる場所も多く、兼六園や金沢城など、日本有数の観光スポットが点在しているのが特徴です。
市内にはJRのほか北陸鉄道の石川線および浅野川線が走っています。2015年には北陸新幹線の長野～金沢間が開業。東京までは最短で約2時間半で行けるようになりました。また、市内から車で約40分のところにある小松空港からは、東京行きの便も出ており、70分ほどで羽田空港へとアクセスできます。
さらに、路線バス以外にも観光スポットを巡回しているまちなか周遊バス、郊外を巡回しているコミュニティバスも運行しているので、各地へのアクセスが便利です。

金沢市の中心部、金沢駅の西口には「マックスバリュ金沢駅西本町店」やディスカウントショップ「ラ・ムー金沢駅西店」、があります。そのほか、「ニトリ金沢駅西店」や「ヤマダ電機金沢本店」などの商業施設も多数あるので、日用品の買い物には困らないでしょう。また、このエリアには「金沢市中央卸売市場」があり、新鮮な魚や肉などの食材を買うことができるほか、飲食店も多数点在しています。

香林坊・武蔵エリアは兼六園や金沢城など、観光名所が徒歩圏内にあるので、金沢らしい雰囲気を味わえるエリアです。まちなか周遊バスが巡回しているので、市内各地へのアクセスも良好で、ショッピングモール「香林坊東急スクエア」やスーパー「マルエー」など、買い物施設も充実しています。
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金沢市には、さまざまな子育て支援制度があります。主なものをご紹介しましょう。（2023年2月現在）

産前または出産・退院後2ヵ月以内（多胎児の場合は2年以内、また、3歳未満の兄弟がいる場合は3年以内）の、育児や家事を手伝ってもらえる人がいないお母さんに、育児・家事のヘルパーを派遣するサービスです。
平日1日1回2時間、9時から17時の間で利用可能で、産前産後各20回まで利用できます。多胎児の場合は産後2年以内で50回まで、3歳未満の兄弟がいる場合は産後1年以内で25回まで利用できます。料金は1回1,000円、所得税非課税世帯は1回250円、生活保護世帯や市民税非課税世帯は無料です。申込書は市役所の子育て支援課、各保健福祉センターにあります。また、金沢市HPからもダウンロードできます。

金沢市では赤ちゃんが生まれた全世帯を、保健師や助産師が家庭訪問。赤ちゃんの発育や栄養のほか、育児の仕方、お母さんの健康面の相談などに乗ってもらえます。特別な申し込みは不要です。

生後1ヵ月から小学6年生までの子供がいる保護者が利用できるサービスです。育児の援助を受けたい人と援助を行いたい人がファミリーサポートセンターに会員登録することで、必要なときにファミリーサポートセンターが双方のコーディネートをしてくれます。
主な援助内容は保育園や習い事の送り迎え、保護者が病気の際の子供の一時預かり、放課後の一時預かりなどです。
利用料金は1時間700円で、実際にサポートした時間以外にも、援助会員の移動時間などの拘束時間も料金に含まれます。
会員登録は、ファミリーサポートセンターで、郵送などによって受け付けています。

双子や三つ子の多胎児を育てている家庭を対象に、市から委託を受けた業者が毎月1回紙おむつを無料で配達、そのときに子育てに関する情報や見守りを行ってくれる事業です。
対象となるのは金沢市内に住所がある、生後3ヵ月から3歳の誕生月までの多胎児で、対象の家庭には、子供が生まれた（もしくは転入した）月の翌々月に申し込みの案内が届きます。

親子でふれあう時間の手助けをしたり、子育ての負担を軽減してくれたりするサービスの利用料金を助成するクーポンです。文化施設や市営プールなど、親子でお出かけをする際に使えるクーポンや、産後ママサービスや保育所の一時預かり、ファミリーサポートセンター、病児一時保育などを利用するときに使えるクーポンのほか、リストの中から好きな絵本と1冊交換できるクーポンの3種類のクーポンが配布されます。
クーポンの交付申請は、金沢市のHPにある「金沢市電子申請サービス」で受け付けています。市役所子育て支援課、市民センター、福祉センターなどにある紙の交付書でも申請可能です。クーポンは、受付から約2週間程度で自宅に届きます。

金沢市では、出生から中学3年生までの子供が医療機関で治療を受けた際に、1ヵ月の治療費の一部が助成されます。市外もしくは石川県外で治療を受けた場合でも、金沢市民なら助成対象です。
また、定期予防接種のほか、0～6歳の子供の任意の予防接種も助成されます。助成回数は、4月1日から翌年3月31日の1年度に2回です。おたふくかぜ、インフルエンザ、B型肝炎の3種類のワクチンが対象となります。

住宅ローンを利用して、一戸建ての新築住宅を建築または購入する際、借入額もしくは工事請負（購入）額のどちらか低い方の最大10%（上限は2,000,000円）相当が助成されます。
助成制度は2種類あり、金沢市の郊外に住む人が市内の対象地域に移住する場合は「わがまち金沢住宅取得奨励金」が適用、市外から金沢市の対象地域に移住する場合は「ようこそ金沢住宅取得奨励金」となります。
助成を受けるには、まちなかを含む居住誘導区域、もしくは地区計画区域等での新築であること、などいくつかの条件があるので注意が必要です。

石川県内在住の、妊娠中を含む2人以上の子供がいる家庭を対象に、百貨店やスーパー、飲食店などの協賛店舗で割引が受けられるサービスです。
申し込みに必要なものは、申請書と世帯全員が記載された住民票です。申請書は子育てにやさしい企業推進協議会のHPからダウンロードできるほか、市役所や町役場の窓口でも配布されています。必要事項を記入して申請すると、パスポートが交付され、サービスを受けられるようになります。
また、石川県は毎月19日を「県民育児の日」に定めており、この日はパスポート利用者以外でも、協賛店でパスポート利用者と同じサービスを受けることが可能です。

金沢市をはじめ、白山市・野々山市・かほく市・内灘町・津幡町の4市2町に対応した子育てアプリも配信されています。アプリでは授乳室や公園、子供に優しいお店が検索できるほか、休日当番医情報や保育所や児童館で行われているイベント情報が閲覧できます。イベントは、子供の年齢に応じたものが検索可能です。
また、子供の予防接種や検診がスケジュール登録できるカレンダー機能もついています。カレンダー機能には、子供を対象にした市のイベントスケジュールも表示されます。いしかわ中央子育てアプリは、ダウンロードすれば誰でも利用可能です。

参考：金沢市HP「ファミリーサポートセンター」
参考：金沢市HP「多胎児家庭紙おむつ給付事業」
参考：金沢市HP「かなざわ子育てすまいるクーポン」
参考：金沢子育てお役立ちウェブ「医療費助成」
参考：金沢子育てお役立ちウェブ「各種助成」

石川県金沢市は、スーパーをはじめとした生活施設や公共交通機関が充実している街です。また、子育て支援が手厚い都市として、近年ファミリー世代を中心に、人気が高まっています。R+house金沢は、豊富な知識と経験で、お子様連れのご家庭にピッタリの、安心して過ごせるエリアをご紹介します。
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